職場のメンタルヘルス
メンタルヘルス不調〜2つの要因〜
同じ状況下でも、メンタルヘルス不調になる人とならない人がいるのは何故?
同じ状況下でも、メンタルヘルス不調になる人とならない人がいるのは何故でしょう?
職場でメンタルヘルス不調が発生する要因は、「外部環境」「内部環境」の2つです。
職場のメンタルヘルス不調 ─ 外部環境
「外部環境」の代表例は、
・パワハラ(または上司のコミュニケーション能力の不足)
・過重労働
・アサインされた仕事と本人の適性が合わない
などです。
「外部環境」は、社員個人では解決できません。会社側が、
・従業員の適正に合った業務のアサイン
・労働量(時間)のチェック/見直し
・管理職研修(「コーチング」や「傾聴法」研修が代表的)
などによって、改善していきます。
職場のメンタルヘルス不全 ─ 内部環境
一方「内部環境」は、
・認知のゆがみ、(誤った)思い込み
(例:「周囲の人みんなに好かれなければならない」等)
・ソーシャル コミュニケーション スキルの低さ
(例:相手を気にしすぎて、自分の率直な思いを伝えられない)
・自分のストレス状態に気づかない/解消しないまま放置する
などが代表例です。
「内部環境」は、個人が「学習」を通じて改善できるもの、例えば
・ストレス コーピング研修
・リラクゼーション メソッド研修
・アサーティブ コミュニケーション研修
などを通じて、ストレス耐性を高めるスキルを、“自分の身につける”ことで、問題を解決していくことができます。
職場のメンタルヘルスには、外部環境と内部環境、両方の施策が必要
会社側だけが頑張っても、個人の「内部環境」の問題が解決されなければ、社員はメンタル不調になってしまいますし、逆に、どんなにコミュニケーション能力が高く、メンタル タフネスがある社員でも、「外部環境」があまりに過酷な場合は、メンタル不調になってしまいます。
つまり、企業で働く人のメンタル不全を防ぐためには、「外部環境」「内部環境」の両方についての施策がないと、効果を発揮できないのです。
弊社は、そのうちの「内部環境」に注目し、従業員一人一人が自分でできる、メンタルヘルスの教育を行っています。
私たちの心と身体は、まるでコインの表と裏のように、一つのものの異なる側面、見え方です。心を操作することで身体を健康にする手法、身体を操作することで心を健康にする手法、そのどちらもが有効です。
弊社はこの2つの手法を用いて、心身両面の健康増進に役立つ、「日常で手軽にできるスキル」をお伝えすることを大切にしています。
「日常で手軽にできるスキル」は、以下の研修で学べます。
「セルフケア呼吸体操」研修
セルフケアの理論を講義で学んだ後、実際に体を動かしてセルフケアのための呼吸法・体操法を学ぶ体験型セミナーです。講義で理解→実技で体感。 メンタルヘルス社員研修、職場のストレスマネジメントセミナーに、参加者満足度が高い人気の社員研修です。